石上神宮拝殿

いそのかみじんぐうはいでん

概要

石上神宮拝殿

いそのかみじんぐうはいでん

宗教建築 / 鎌倉 / 近畿

奈良県

鎌倉前期/1185-1274

桁行七間、梁間四間、一重、入母屋造、向拝一間、檜皮葺

1棟

奈良県天理市布留町

重文指定年月日:19060414
国宝指定年月日:19540320

石上神宮

国宝

石上神宮拝殿 一棟

 石上神宮は崇神天皇の鎮守と伝えている。拝殿の創立は明らかでなく、現拝殿は様式上鎌倉時代前期頃の特徴がみられる。ただし向拝は江戸時代のもので、古くからあったものの修補か、新たに付加したものか、明らかでない。
 拝殿は桁行七間梁間四間の規模をもっている。中央の桁行五間、梁間二間が身舎で、円柱を立て、その上に梁と桁を組み、組入天井を張る。ほとんど装飾的細部を用いず、わずかに隅にだけ舟肘木を入れている。この身舎の周囲に一間通りの庇がめぐり、虹梁をもって身舎と連絡されている。床は身舎庇とも一続きの拭板敷である。側廻りは面取方柱で、三斗を組んで軒をうけ、頭貫鼻を大仏様木鼻とするなど、細部装飾がみられる。拝殿建築の古い遺構として貴重である。

【引用文献】
『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)

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