中山手永における石橋群 附 石碑2基
なかやまてながにおけるいしばしぐん つけたり せきひにき
概要
中山手永における石橋群 附 石碑2基
なかやまてながにおけるいしばしぐん つけたり せきひにき
熊本県
江戸/1828~1832
6基の石橋はすべて阿蘇溶結凝灰岩を用いて造られた石造単アーチ橋である。壁石は基本乱積みであるが、馬門橋や二俣渡、二俣福良渡にみられる嵩上部は布積みである。なお、橋の嵩上がなされた時期は不明である。また、二俣渡、二俣福良渡、三由橋、山崎橋、薩摩渡には袖石垣が見られ、特に山崎橋の袖石垣は通潤橋にも見られる鞘石垣である。いずれの石橋も自然石を用いた乱積みの壁石や簡素な高欄など熊本系の石橋の特徴を有している。
そのほか、馬門橋高欄の笠石には石材を連結させるためと考えられる枘穴が穿たれている。また、二俣渡と二俣福良渡は河川が合流する箇所に造られており、2つの橋を上から見るとL字型に並ぶ。
(馬門橋)橋長27.0m、橋幅3.0m、スパン11.4m、ライズ5.9m、スパンライズ比0.52m
(二俣渡)橋幅27.0m、橋幅3.3m、スパン16.4m、ライズ5.5m、スパンライズ比0.33m
(二俣福良渡)橋長27.0m、橋幅2.5m、スパン15.3m、ライズ5.8m、スパンライズ比0.38m
【宇城市】
(三由橋)橋長21.6m、橋幅3.2m、スパン12.7m、ライズ3.9m、スパンライズ比0.31
(山崎橋)橋長25.0m、橋幅3.6m、スパン13.6m、ライズ3.9m、スパンライズ比0.29m
(薩摩渡)橋長16.2m、橋幅3.4m、スパン9.6m、ライズ5.0m、スパンライズ比0.54
6基(うち宇城市3基)
宇城市豊野町糸石・山崎
熊本県指定
指定年月日:20240322
宇城市
有形文化財(建造物)
【美里町】
(馬門橋)文政11年(1828年)
(二俣渡)文政12年(1829年)
(二俣福良渡)文政13年(1830年)
【宇城市】
(三由橋)文政13年(1830年)
(山崎橋)天保2年(1831年)
(薩摩渡)天保3年(1832年)
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