無題

むだい

概要

無題

むだい

三岸節子  (1905-1999)

みぎしせつこ

昭和34年頃/1959年頃

水彩・オイルパステル・コラージュ、紙

24.5×30.5㎝

1点

画面左下に署名:S.MigiSHi

一宮市三岸節子記念美術館

三岸節子は1950年代後半にコラージュの技法を始め、ちぎり絵や貼り絵の世界に魅了され、1959(昭和34)年に「三岸節子はり絵展」を開催した。展評では、「はり絵というのは初めてだが、作者の味がでていて面白い。一見あそびに見えるけれど、なかなか体質的なデッサンのきびしくあらわれた作品である」(「三岸節子はり絵展」多田信一、三彩1959年8月号№117)、「さすがにこの作者はいい感覚と造形力をもっている。(中略)この作者にこうした気持ちの巾が出てきたこともいいことであるとおもう。」(「三岸節子はり絵展」植村鷹千代、みずゑ1959年8月652号)と評されている。
記事の文章や掲出作品によると、主に鳥や埴輪、花をモチーフに貼り絵を制作していたようであるが、本作は抽象的な作品となっている。節子は書籍の装丁などデザインの仕事も手がけており、コラージュ作品にもそのデザイン感覚が生かされている。

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