氷川神社本殿

ひかわじんじゃほんでん

概要

氷川神社本殿

ひかわじんじゃほんでん

関東

埼玉県

明治/1870

桁行三間、梁間二間、入母屋造、正面千鳥破風付、向拝一間、唐破風造、瓦棒銅板葺

1棟

埼玉県川越市宮下町

重文指定年月日:20260904
国宝指定年月日:

氷川神社

重要文化財

川越城跡北方に境内を構える旧川越城下の総鎮守。天保13年の着工で、嘉永2年に屋根葺き、明治3年に上棟遷宮式を行った。唐破風造の向拝を備えた入母屋造、正面千鳥破風付、瓦棒銅板葺の社殿で、大工棟梁は印藤捨五郎と桑村三右衛門、彫物師は嶋村源蔵と飯田岩次郎。木理の美しい素木に施した濃密な彫刻は、繊細かつ立体感に溢れ、天岩戸等の日本神話、源氏にまつわる物語など多様な題材を巧みな構図と豊かな情景で表現しており、彫物師の傑出した造形力と技巧が看取される。過剰ともいえる彫刻装飾は、建築と破綻なく調和しており、工匠の高い技量もうかがえる。関東において江戸後末期に現れる素木の装飾社殿の極致として価値が高い。

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