薔薇に小禽金魚図

概要

薔薇に小禽金魚図

日本画 / 江戸 / 日本

鼓嶽山人

宝暦9年(1759)

絹本著色

(本紙)111.5×41.5

1幅

意地悪そうな表情の金魚(ランチュウか)が愛らしい著色花鳥画。太湖石の周囲には、鮮やかな青色が目を惹く奇石とともに、1年通じて花を咲かせる薔薇、長寿を意味する白翁頭(シロガシラ)と思しき番の小禽の姿など、おめでたい図様で画面が埋められています。『大和本草』巻十三には「金魚」の項目に「小ナル時黒色長シテ紅ニ。老テ白キヲ銀魚」というとあり、成長に応じて体の色が変化すると記されています。同書には「藻ノ内ニ子ヲ生ス」ともあり、本作にみえる朱や黒、白斑点のある金魚が水草に戯れる姿は、長寿や子孫繁栄といった意味が込められているのかもしれません。

【長崎ゆかりの近世絵画】【江戸の絵画】

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