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三重県
国指定文化財(重要有形民俗文化財)志摩半島の生産用具 附 真珠養殖関連資料三重県志摩市
志摩半島の生産用具は、三重県中東部の志摩半島において、漁撈や農耕、山樵、養蚕、養蜂などの生業に使用された用具と、船大工や鍛冶屋、桶屋、瓦屋、石工などの諸職が使用した用具から構成される。本収集は、昭和55年の志摩民俗資料館の開館に向けて、民俗学者の宮本常一を所長とする日本観光文化研究所が調査・収集した民具資料を基に、志摩市が旧志摩郡の各町域にあった資料を統合し、一つの資料群として分類・整理したものである。生産用具は、旧志摩国の領域に相当する現在の志摩半島全域から収集されており、その製作・使用年代は、明治時代から昭和30年代が中心となる。
また、本件には、昭和30年に英虞湾の賢島に建設され、日本の真珠養殖の発展に寄与した旧国立真珠研究所の標本類や母貝の施術器具などを附として含めている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧向井家住宅石塀三重県志摩市阿児町甲賀字広646他
正門の東西に延び、敷地周囲を画す総延長173メートルの石塀。北側は石塀と一体的に祠を築き、石碑を祀る。花崗岩を用いた切込接の布積、谷積を組合せ、隅を算木積で精緻に積上げるなど、石工の高い技術を示す。重厚な屋敷構えで、独特な景観をつくる石塀。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧向井家住宅正門三重県志摩市阿児町甲賀字広647
敷地東面の階段上部に建つ、切妻造平入桟瓦葺の門。冠木上に架けた三筋の梁上に立つ束で棟木を受け、軒は一軒疎棰。中央の門口にケヤキ一枚板の重厚な門扉を開く。脇間の壁は黒漆喰塗で、腰は竪板張とする。石塀と一体で旧家の格式ある表構えをつくる正門。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧向井家住宅衣装蔵三重県志摩市阿児町甲賀字広646他
主屋の北東に位置し、道具蔵の西隣に建つ衣装蔵。土蔵造二階建、切妻造妻入桟瓦葺の東西棟で西面に戸口を設け、庇を付す。内部は各階一室で床を拭板張とし、小屋組は妻梁に架かる地棟に束を立て棟木を受ける。道具蔵や石塀と一体で敷地景観を形成する土蔵。