尺八

しゃくはち

概要

尺八

しゃくはち

奈良

奈良時代・8世紀

竹製

長44.2 径2.0

1管

重要文化財

尺八は、雅楽の左方・唐楽(とうがく)で用いられる縦笛で、三節の竹に半月形の吹き口を作り、表側に5個、裏側に1個の指孔(しこう)を開けています。今日使われている尺八(虚無僧〔こむそう〕尺八)とは指孔の数などが異なる古代特有の楽器で、正倉院宝物中に類例があります。
本品は、鎌倉時代前期の『古今目録抄(ここんもくろくしょう)』に、聖徳太子が法隆寺から四天王寺に赴く途中、椎坂(しいさか)という場所でこの笛を吹いたところ、山神がそれに応じて舞ったという伝承が記されており、聖徳太子ゆかりの品として大切に伝えられてきたことがわかります。

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