色紙

しきし

概要

色紙

しきし

縦21.1×横18.1cm

千代田区隼町4-18 国立劇場

登録番号:74041-256
花柳章太郎コレクション
解説:赤井紀美(東北大学准教授)

独立行政法人日本芸術文化振興会

ファンが花柳章太郎の舞台姿を描き、それを本人に贈ったものと推測され、いわゆるファンアートの類と考えられる。
「紫光」の号(印は「たなか」)を持つ人物が同じ判型の色紙に描いたもので、複数枚ある。描かれている章太郎の役柄などから大正期のものが中心と思われるが詳細は不明。
浮世絵の大首絵のような胸像の構図になっており、特に顔が大きくクローズアップされている。こうした構図は大正期に刊行された演劇雑誌『新演芸』の表紙と似通っており、表紙をよく手掛けた画家の田中良の筆致からの影響も見て取れる。
役名は記載されていないが、扮装から「花の夜話」(瀬戸英一作)の常磐津文字繁を演じる章太郎の姿を描いたと考えられる。大正10年(1921)3月市村座初演。章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成10年(1998)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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