カットガラス手付水差

概要

カットガラス手付水差

ガラス

イギリス製

19世紀前半

鉛ガラス

総高20.5 20.5×13.0 比重3.30

1点

湾曲した把手のついた水差し。口縁は玉縁状、注口や肩には瓜剥文、胴部には円文の周囲に斜格子のカット装飾を凝らしています。把手の側面にも研磨痕がみえ、細部に至るまで表面を滑らかなに仕上げようとする職人の姿がうかがえるようです。本器は、ホイール状の回転工具で加飾しています。そのため、胴部の把手がある部分には、工具でカットすることは難しく、装飾がありません。一方、江戸時代から明治時代前期の日本では棒状工具を用いてカット装飾=切子を施していたため、把手のついた器でも、把手の内側にあたる胴部をカットすることが可能だったのです。
収納箱の蓋に墨書された「キツハ」は桶などの容器を意味するオランダ語「kuip」が転訛した名称である可能性が指摘されています。

【びいどろ・ぎやまん・ガラス】

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