藍絵花卉唐草に牡丹文盃洗
概要
口縁周囲に中国・北宋の蘇軾(1036~1101)による「前赤壁賦」の冒頭「七月既望蘇子與客泛舟遊於赤壁之下清風徐来水波不興擧酒屬(七月既望、蘇子客と舟を泛べて、赤壁の下に遊ぶ、清風徐に来り水波興らず、酒を挙げて屬す)」を配した盃洗。見込みには、満開、蕾の状態に描き分けられた富貴の象徴・牡丹が添えられています。
器体を埋め尽くすように牡丹唐草文がめぐらされ、脚には雨龍の姿も確認できます。牡丹や蕊の輪郭線は、指でなぞると釉薬が盛り上がっていることがわかります。青一色ながらも、濃淡を使い分けて巧みに表現する絵付師の技量の高さにも注目です。
【近世・近代の漆工・陶磁器・染織】
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