桐に鳳凰文蒔絵提重

きりにほうおうもんまきえさげじゅう

概要

桐に鳳凰文蒔絵提重

きりにほうおうもんまきえさげじゅう

漆工 / 江戸

宝暦13年(1763)

蒔絵

H.300mm

国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館

携行できるように、持ち手の付いた外枠の中に4〜5人分の酒の肴が入る重箱、銘々皿、酒筒や盃などの酒器を収めたもの。木製や漆塗りの重箱や提重は江戸時代から普及した。花見重、野弁当とも呼ばれ、観劇、花見、紅葉狩り、月見や夕涼みなど、四季折々の物見遊山の際に活躍した。外枠の形、文様、開閉や収納方式などに様々な工夫を凝らしたものが多く作られた。蒔絵は、漆器に施す日本独特の装飾法。漆で文様を描き、漆が乾ききる前に金や銀の粉を筆や筒を使って蒔き付けて文様を表す。基本的な技法として研出蒔絵、平蒔絵、高蒔絵などがある。また、地文[地蒔]として用いた場合、梨子地[なしじ]、平目地と呼ばれる。

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