染付鱗文盃台

そめつけうろこもんはいだい

概要

染付鱗文盃台

そめつけうろこもんはいだい

陶磁

磁器/染付

H.90mm, Dm.70mm

国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館

盃台は、客に酒を勧めるとき、盃を載せる器で、懐石道具の一種として知られる。本来は木製で漆塗り、引盃[ひきさかずき]と呼ばれる塗りの盃を重ねて用いる。陶磁器の発達にともない、やきものの盃台が現れるようになった。様々な形と文様が施されたものが有田、美濃、瀬戸、九谷、京都など各地の窯で作られた。献酬の際、返杯の時に盃を洗うために水を入れておく盃洗と共に使用された。盃台と盃洗が使われるようになったのは、燗酒の習慣が始まった江戸時代以降のことだといわれる。鱗文は、三角形を連続させた文様。龍や大蛇の鱗を連想させることから、この名で呼ばれ、病魔を排する呪力を持つと信じられてきた。能や歌舞伎では、鬼女や蛇の化身の衣裳の文様に使われる。先の尖った三角を繋いだ文様は鋸歯文と呼ばれ、日本でも弥生時代から銅鐸などに描かれてきた。

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