加賀中納言領分 道中手形

かがちゅうなごんりょうぶん どうちゅうてがた

概要

加賀中納言領分 道中手形

かがちゅうなごんりょうぶん どうちゅうてがた

民俗 / 江戸 / 富山県

旅行方

富山県高岡市

(近世)丑2月16日

紙・切紙・墨書

縦19.8cm×横11.1cm

1枚

富山県高岡市古城1-5

資料番号 2-03-01-28

高岡市立博物館蔵

「加賀中納言殿領分 町人弐人/越中射水郡高岡町出立/武州迄/丑二月十六日 旅行方(印)」。
武州は武蔵国のことで、現在の東京都と埼玉県および神奈川県の東部。

江戸時代、庶民が旅行する際に必ず携行した身元証明書は、往来手形と呼ばれる。主として旅行者の檀那寺あるいは村の庄屋(名主)が発行し、はじめに旅行者の所属・住所・名前・続柄・宗旨・檀那寺などを記し、その後に旅行の目的を記すのが一般的であった。旅行者はこの手形を藩領境などの番所や関所で呈示し、人改めを受けて通行が許可された。1ヶ所とは限らないため、宛名は「国々御関所 御番衆中」のように特定されていなかった。
本資料はこのような一般的な往来手形とは異なる形式となっている。

<参考>
・吉川弘文館『国史大辞典』第二巻,昭和55年
・小学館『日本大百科全書(ニッポニカ)』(コトバンク/令和8年7月29日アクセス)

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