貫之集切
つらゆきしゅうぎれ
概要
歌人、紀貫之の歌を集めた家集「貫之集」を書写したもので、もとは冊子本であったが現在は断簡の十数葉が伝わるのみである。本品は、貫之集の伝本のうち「伝行成筆本」に分類されるもので、その原本は貫之自らが選んだ和歌を集成した家集と考えられており、資料的価値も高い。潤渇と連綿を駆使した力強く流麗な筆致で、熟成した仮名の美しさが見られる。
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