柿経

こけらきょう

概要

柿経

こけらきょう

書 / 鎌倉

伝 西行

1

木片墨書

縦25.4㎝ 横1.5㎝

一片

佐藤芙蓉コレクション

「柿(こけら)」とは「木っ端」の意味。桧などの木の薄片に写経したもので12世紀の遺物が発見されている。一枚の木片に経文を一行ずつ書写し、紐でつなぎ合わせて一巻の写経とする。法華経を書写するものが多く、本品も巻第二の一部を書写したものである。「柿経」は一行ごとに書き手を変えることのできる形態であり、一度の写経に多くの人々が参加することで、仏縁を皆で共有することができる。このような衆人参加型の写経の発生は、当時の民家にける仏教の広まりを示唆するものと考えられる。

柿経をもっと見る

伝 西行をもっと見る

熊野町美術博物館 筆の里工房をもっと見る

関連作品

チェックした関連作品の検索