荒川経

あらかわきょう

概要

荒川経

あらかわきょう

書 / 平安

平治元(1159)年6月奉納

紺紙金泥

縦24.9㎝ 横31.3㎝

一紙

佐藤芙蓉コレクション

「荒川経」とは、鳥羽法皇の后、美福門院(1117~60)が発願し、平治元(1159)年に高野山に経蔵を建てて奉納した紺紙金字の装飾一切経。「荒川経」の呼称は、供養料として寄進された荒川庄(現和歌山県紀の川市)に由来する。全5048巻中、3575巻が高野山に現存している。
本品は、そのうち大般若経巻第454の残巻。鳥羽法皇発願の一切経「神護寺経」の完成後、まもなく発願されたものと見られ、料紙も書風も見返し絵もよく似ている。書法では転折の丸みや、点画の連続が看取され、平安時代末期の写経の特徴が表れている。

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