袱紗 宝尽し文

ふくさ たからづくしもん

概要

袱紗 宝尽し文

ふくさ たからづくしもん

染織

絹/刺繍

L.785mm, W.650mm

国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館

袱紗と風呂敷の区別は曖昧だが、方形の布で比較的小さいものは袱紗と呼ばれる。用途としては、風呂敷と同じように物を包むために使用するほか、贈答の際に進物や重箱の上に掛けて使ったり、茶の湯においては茶道具を拭き清めたり、茶碗の出し入れに使う。進物の上に掛けて使うものは特に掛袱紗とも呼ばれる。掛袱紗は羽二重、綸子(りんず)、縮緬などの絹地を袷仕立てにし、四隅に房飾りが付けられている。慶弔の用途に応じて様々な文様や家紋などを刺繍したり、織り込んだ豪華なものが多い。太鼓は打楽器のひとつで、雅楽の大太鼓や、能楽・歌舞伎の締太鼓、桶胴などがある。太鼓の上に鶏が止まっている文様は、「諫鼓苔深くして鳥驚かず」という中国の逸話によるものである。これは堯帝の時代に天下が良く治まり、君主を諌める時に打つ太鼓に苔が生え、鶏が宿ったということで「天下泰平」を意味している。

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