仕事着

しごとぎ

概要

仕事着

しごとぎ

染織

木綿/刺子

L.920mm, W.1210mm

国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館

農山漁村において、労慟する際に篇用された衣服のこと。動きやすいように、着丈は短く、袖は筒袖や捩袖(もじりそで=たもとの部分を巻き込んだもの)など作業しやすいよう工夫されている。刺子のように、一枚では薄い木綿の布を重ね合わせ、保温や補強のために糸で縫[ぬ]い合わせる技法は、各地で見られる。当初は繕[つくろ]いのために部分的に用いていたが、次第に装飾の要素を兼ね備えるようになった。特に山形県庄内地方の仕事着に施された刺子は、その美しさで知られている。刺子のステッチには、縦横、斜めの直線縫いによる基本的な刺し方から、曲線縫いを加えたものまで種類も多い。代表的な文様としては、麻の葉文、菱万字文[ひしまんじもん]、亀甲文[きっこうもん]、七宝文[しっぽうもん]などが挙げられる。

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