影絵人形文経緯絣肩掛
かげえにんぎょうもんたてよこがすりかたかけ
概要
インドネシアでは絣以外にも、バティックと呼ばれる蝋糊染や絞り染など様々な染織品があるが、これらはどれもその大半が伝統的な衣装のために作られたものである。各部族により、衣装の形や着用の方法は異なり、また性別や階級によっても異なるが、基本的には腰に巻く布と上半身を覆う布の二部形式である。上半身は元来は裸が基本であり、正装の際には男女ともにスレンダン(selendang)と呼ばれる肩掛を付ける。また女性は細長い布を胸に巻いて胸当とした。経緯絣[たてよこがすり]は、経糸にも緯糸にも絣糸を使用して織った絣。経緯絣では、白く残したい部分の経[たて]、緯[よこ]両糸を括[くく]ることにより、模様を真白に染め残すことができる。井桁や市松文様など幾何学文様に用いられる。
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