牡丹唐草文黒地金蒔絵五倍子箱

ぼたんからくさもんくろじきんまきえふしばこ

概要

牡丹唐草文黒地金蒔絵五倍子箱

ぼたんからくさもんくろじきんまきえふしばこ

漆工

蒔絵

L.78mm, H.78mm, W.78mm

国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館

明治時代まで女性の身だしなみとして歯を黒く染める風習があったが、その「お歯黒」に必要な五倍子の粉を入れる漆塗りの小箱。お歯黒をするには、酸化鉄の溶液(鉄漿・かね)を沸かし、五倍子の粉を混ぜて房楊子で塗った。五倍子とはヌルデ(ウルシ科)に寄生する虫によって作られる樹液の塊で、タンニンが多く含まれ、接着剤の役目を果たした。蒔絵は、漆器に施す日本独特の装飾法。漆で文様を描き、漆が乾ききる前に金や銀の粉を筆や筒を使って蒔き付けて文様を表す。基本的な技法として研出蒔絵、平蒔絵、高蒔絵などがある。また、地文[地蒔]として用いた場合、梨子地[なしじ]、平目地と呼ばれる。

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