お守袋 赤地宝尽し文(右上)

おまもりぶくろ あかじたからづくしもん

概要

お守袋 赤地宝尽し文(右上)

おまもりぶくろ あかじたからづくしもん

染織

絹/刺繍

H.70mm

国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館

初めてのお宮参りの際に子供に着けた。神社で手に入る現在のお守り袋より大きく豪華。男女にかかわらず、へその緒を巾着に入れて参拝した地方もあったというが、一般には頂いた護符を納めた。錦や金襴(きんらん)の袋には災いを防ぐ力があると信じられ、高価でも子供のお守り袋に使用したことが、慶長年間の記録に残っている。宝尽し文は中国で始まり、日本に伝わった吉祥文のひとつである。縁起がよく福を招くものとして多くのものに施された。「宝」とされる宝珠、宝巻、宝鑰(鍵)、打出の小槌、宝袋、隠蓑や隠笠、丁字、熨斗、分銅などが取り混ぜて描かれる。仏教の諸宝を集めた七宝文や道教の八仙人の持ち物を文様化したものが起源になっていると云われるが、日本に伝来してからは日本的な変化をとげた。一定した文様としての図式があるわけではなく、組合わせなどは地方や時代によって違いをみせる。

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