襁褓 碇文
むつき いかりもん
概要
宮参りや七五三のお祝いに着る晴着である。一つ身の着物には背中に縫目がないことから、魔除として糸を縫い付けたり、剌繍や押絵をつけた。これらは「背守り」と呼ばれ、子供が火中や井戸などに落ちた時に、神様がここを摘んで引き上げてくれると言い伝えられている。縫目は長いほど長寿になるともいわれ、男児の場合は左斜めに、女児は右斜めに二目縫うなど様々な決り事があったようだ。生後33日前後に行われる宮参りの際には、子供に祝着を掛けお守り袋をつけた。お守り袋にはへその緒を入れることもあったという。兜は元来、戦場において武士の頭部を守る重要な武具であるが、武将の好みにより様々な凝った意匠の兜が作られた。文様に取り入れられたのは近世以降で、逞しく育つようにとの願いを込めて、男児の着物などに用いられた。
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